低学年児の家庭学習を考えるブログ

低学年児の息子を持つ母が綴る、家庭学習の記録です。海外在住。

低学年の家庭学習、何から始める?

ランドセル姿も少しずつ板についてきた、
一年生の二学期。
学校の授業で勉強する内容は問題なく理解しており、
いわゆる家庭学習を始めることにした
我が家の長男。

中学受験についても
現実的なレベルで検討する心積もりでいますが、

まずは

勉強が楽しい!
もっと知りたい!
もっとできるようになりたい!

という彼の今の気持ちを大事にしたい。

そんなことをぼんやり考えていた折、
アマゾンで図鑑を探している時にふと目に留まった
Z会のグレードアップ問題集

Z会のことはもちろん知っていましたが、
我が家では今まで全く早期学習などを取り入れていなかったので、
恥ずかしながら
この問題集の存在をこの時に初めて知りました。

レビューを読んでみると、ふむふむ、
なんだかとっても良さそう。

公式のHPはこちら↓

https://www.zkai.co.jp/books/gradeup/

中身も少し見られます。

まずは小学一年対象の
◯算数 計算・図形
◯算数 文章題
◯国語 読解
を買ってみました。

と言うか、
◯国語 漢字・言葉
◯理科
◯社会
については存在に気付いておらず汗
(理科・社会はさきどり)


ちなみに夫の会社の制度を利用して、
購入した本を日本から送ってもらっています。
これはかなり助かる!
もちろん、日本で買うのに比べると手間もかかるし
手元に届くまでに日数もかかりますが…


「かっこいい小学生になろう」というキャッチフレーズもイイですよね!
子供には(特に男子?)「かっこいい」「かっこ悪い」って分かりやすくて、
でも彼らの世界ではとっても大事な指標。

叱る時も、「なんでそんなことするの!」とか「行儀悪いからやめなさい!」とかより
「◯◯できたらかっこいいのになぁー」
「◯◯してたらかっこ悪いよ〜」
の方が響く確率高し。

次回は、実際にグレードアップ問題集を使ってみた感想を書きたいと思います。

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宿題が先か、ゲームが先か

今回は小学生のオシゴト、宿題の話。
(このブログでは、本来は宿題とは別の
プラスα的、自主的な取り組みとしての家庭学習について書きたいのですが…)

我が家の長男、上記スタンスの家庭学習には積極的なのですが、
宿題については「面倒くさい」しか言いません。
計算問題などはササっと終わらせるのですが、

何度も字をなぞる、とか
丁寧に字を書く、とか
単純に書き写す、とか
何度も音読する、
といった類の内容には、
特に疲れていたり
他にやりたいことがあると、
全く意欲を見せてくれません。

男の子らしいと言えばらしいし、
その気持ちも分かりますけどね。
私から基礎や反復の重要性を説明すると納得してはいるので、
だんだん変わってくれると良いのですが…

先に家庭学習用のドリルに手をつけたがりもしますが、もちろん宿題優先なのでそれはNG。

そして、おそらく他にも悩んでいる親御さんがいらっしゃるであろう
[宿題が先か、ゲームが先か]問題。

当初、我が家では
「宿題を先に済ませてから、遊びの時間!」としていました。
もちろん、これでうまくいっている場合は問題ないですよね。
ある意味、理想的。
学校の先生からも、このように言われているようです。

しかし我が家の場合…
ただでさえ、宿題をやりたがらない息子。

お友達との待ち合わせまでに終わらせようと、焦って雑になったり
イライラしながら、ものすっごく汚い字でやっつけ仕事で済ませたり。

はぁー(母、遠い目)

最近は、
「今、◯時◯分だよ。
8時半にはベッドに行くよ。
ご飯とシャワーは絶対するよね。
寝るまでに宿題を終わらせられるなら、
順番は任せる。」
と言うことが多いです。

宿題をやらなきゃいけないことは、
もちろん本人だってよく分かっている。
やらないで学校に行く度胸?はない。
なので、自分の責任でスケジュールを組み、
その通り終わらせるということをしてみようかと。

今のところ、
「ゲームより先に宿題っっ!」と
母がガミガミ言うよりはマシかな、と思います。


「先に宿題やっちゃおうー」という日もあれば、
「まずはゲームやりたい(orテレビ見たい)!」という日ももちろんあります。

あとは
「30分テレビ見てから、宿題やる。
終わったら、残りの30分はゲーム!」
なんて日も。
(平日はゲーム、テレビ※、DVD全てひっくるめて一時間までの基本ルール)

※インターネットテレビで自動録画された日本のテレビを見ています。

意外とこれが良いようで。

大体子供向けの番組は30分なので、
一つ見たらある程度
欲求が満たされます。
そこで落ち着いた状態で宿題に取り組み、
更に、終わったらあと30分テレビかゲーム!
という人参もぶら下がり。


宿題がギリギリになれば、家庭学習は出来ないので、
私としては本当は早めに宿題を全て終わらせて欲しい。
ただ、いきなり理想を求めて挫折するよりはいいかな、と言い聞かせております…

大人でも、やらなきゃいけないことがあると分かりつつ、
帰宅したらしばらくゴロゴロしたい。。とか
ありますもんね。

こんな感じの
ゆるーい&現在進行形で試行錯誤中の
家庭学習事情です。


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日本人学校に通う長男の毎日

小学一年生の長男は、日本人学校に通っています。

通学は往復ともスクールバス。

学校は家から少し離れていて通学時間が長いため、朝は7時に家を出ます。

帰宅は16時過ぎなので、日本で地域の公立小学校に通う場合に比べると家にいる時間は短め。

 

本当は朝に家庭学習の時間を取るのが理想だったのですが、

朝が早いのでそれは諦めました。

7時に家を出るのに、6時過ぎから起こし続け、

結局起きるのは6時半頃。

バタバタと身支度、朝ご飯…!となり、

あぁ本当はもっとゆとりのある朝を過ごさせてあげなきゃと反省しつつ、

なかなか難しい日々。。

 

帰宅してからの流れは、本当にその日によりますが、

ある日はこんな感じ。

 

16:30 おやつを食べながら、しばしまったり

   ↓

17:00 宿題を終わらせる(20〜30分程)

   ↓

17:30 家庭学習(できる日のみ)

   ↓

18:00 遊ぶ

テレビ、ゲーム、DVDなど画面を見る系の遊びは一時間まで。

その他、レゴをやったり本を読んだり、弟と遊んだり。

   ↓

19:00 晩ご飯

   ↓

19:30 まったり

   ↓

20:00 お風呂

   ↓ 

20:30 就寝(目標)

なんだかんだ21時頃になること多し汗

 

ただ、勉強と遊びの順番は、試行錯誤しつつ…最近は本人に決めさせるようにしています。

あとはお腹が減っていたら先にご飯、食後に宿題、となることも。

 

お友達の家に遊びに行ったり

我が家に遊びに来てもらったりすると、

また変わります。

それぞれ急いで宿題を済ませ、

おやつ持参で16時半過ぎ〜17時近くから遊び始めることに。

日本では、17時=バイバイの時間ですよね…

こちらでは帰宅が遅いため、遅いスタートにならざるを得ません。

 

おやつの時間も遅くなりがちなのが気になるけど、仕方なし。。

 

遊びに行ったり来てもらったりの場合、

18時に解散が多いです。

お友達とはゲームをして遊ぶことがほとんどですが、

たまにレゴやおもちゃで遊んでいるのを見ると

微笑ましい気分に。

 

そして習い事について、我が家は

平日・週末一回ずつの週に二回。

平日が空手、週末は球技で

運動系オンリーです。

時期により、多少増えたりイレギュラーになりますが、基本的には多くても週三回まで。

もちろん、もっと多い子もいます。

中には、週5,6で習い事、なんて家庭もあるようです。

 

習い事の選択肢は、やはり日本よりうんと少ないのが実情。

習っている子が多いのは、

空手、テニス、公文、ピアノ、ダンス、夏場はスイミング、

そして週末はサッカー、野球など。

あとは語学系(英語、現地の言葉)ですが、あんまりいないかな〜

そしてそれぞれについて、ほぼ一択!

多くて二択!状態なので、

例えばいくつもの教室や先生の中から我が子に合ったところを選ぶ、

などといった選択はほとんどできません。

 

こうして考えてみると、

学校の授業の内容は日本にいる子と基本的に変わらないのですが、

やはり日々のスケジュールや習い事の環境などは、色々と異なることも多いかもしれません。

スクールバスとは言え、通学時間の長さは、親から見ても大変そう…

本人は慣れているので特に文句は言いませんが。

がんばれ、息子!!

 

 

我が子の教育について②

前回の記事はこちら

我が子の教育について① - 海外在住・低学年児の家庭学習を考えるブログ

 

 

さて、我が家の長男ですが。

小さい頃から比較的しっかり者くん。

「幼稚園で今度◯◯がある」

「先生が明日◯◯持ってきてって言ってた」

「新しく◯◯ちゃんっていうお友達が、

どこどこから来るんだって」

などと正確に伝えてくれる、

どちらかと言うと男子には珍しいタイプ。

 

知らない子供達に対してはシャイですが、

お友達の親御さんでも知らない人でも、

とにかく大人と話すのが大好き。

少し精神年齢が高いのかな?と思うことも。

 

正直、小学校入学にあたり

あまり心配はしていませんでした。

 

いざ、ピカピカの一年!

学校生活がスタート。

まぁ多少お調子者だったり

姿勢が悪かったり、

いくつか生活面で気になる点はあれど、

今のところ勉強面に関しては特に問題ない様子。

親のひいき目もあるのは承知の上ですが、

おそらくお勉強は全般的に得意そう。

 

さて、そうなると。

 

やはり母親の性なのか、

 

「力を伸ばしてあげたい」

「可能性を広げてあげたい」

 

そんな思いから、

 

「私達にしてあげられることはなんだろう」

と模索するようになり、

いわゆる“家庭学習”を始めることと相成りました。

 

本人も、学校の授業よりも一段レベルの高い、

頭を使う問題にチャレンジすることに面白さを感じているようです。

 

そして、まだまだ可愛い一年生。

お母さんが丸付けをして花マルをくれたり、

プリントや即興の問題を自作してくれるのが嬉しい様子。

 

「(次男)くんがシールを7枚持っています。

(長男)くんが持っているシールの数は、

それより8枚多いです。」

などといった風に、

本人や家族、お友達の名前で身近な題材の問題を作ってあげると、それだけでニコニコ。

 

今のところ、

気分のムラはありますが

私と並んで机に向かう時間を楽しんでくれています。

 

どちらかと言うと

宿題の方をやりたがらず汗、

それはそれで悩みどころなのですが…

 

 

 

そして、もう一人の保護者である夫について。

彼の教育方針とは??

 

基本的に、「◯◯(私)の仰せのままに。」状態です笑

 

私達夫婦は二人とも中学受験を経験していて、

息子達の教育に関しても

なんとなく中学受験はするかなーと、

ボンヤリですが共通の感覚を持っています。

 

やはり、自分達がして良かったとそれぞれ思っているので。

 

夫は、中学受験で大学の付属校に入学し、

いわゆるエスカレーター式での内部進学。

中学、高校、大学とガッツリ体育会系。

自分が受験を気にせず思い切り運動に打ち込むことができた経験から、

息子についても

「大学付属の中学、大アリ!」

と考えているようです。

 

一方の私は、中高一貫の女子校に通い大学受験もしています。

そして、どちらかと言えば大学受験もした方が良い派。

 

ですので、子供達の今後に関して

①中学受験は夫婦共にポジティブ

②大学受験は

私→した方が良い

夫→中学受験の時点で、大学付属が良いのでは?

と、やや意見の相違が。

 

もちろん、本人の意思が最優先ですし

まだ先のことですが…

まずは、目の前の一つ一つですね。

 

 

 

我が子の教育について①

我が家は結婚以来、ずっと海外に住んでいます。

夫の会社は駐在年数が事前に決められておらず、気付いたら10年近く(!!)日本を離れて暮らしていることに。

赴任当初は、まさかここまで長くなるとは思っていませんでしたが…

感覚的には、消費税は5%で止まっています苦笑

10%とかホント泣ける。。

 

もちろん、小学校一年生と幼稚園児の息子二人は日本に住んだことはなく、

年に二回ほど、長いお休みの際に数週間滞在する場所という位置付け。

 

ただいつか(それが数ヶ月先なのか数年先なのか分からないのがツライところですが)は日本に帰ることになりますし、

将来的には日本で中学、高校、大学と進学していくことを想定しています。

 

幼稚園は2人とも日系、長男は今年から日本人小学校に通っており、

インターナショナルスクール等に通っているケースと比べれば、基本的には日本に住んでいる子達と大きく変わらない教育を受けていると思います。

 

超個人的な考えですが、英語を含めた外国語は中学生になってから頑張って勉強すれば良いと思っていて、海外歴は長いですが英語教育は全くしていません。

 

日本人学校では英会話と現地の言葉の授業がありますが、

私としては正直、挨拶やお礼の簡単なフレーズさえ言えるようになれば、

日本に帰って忘れても別にいいや、といったところ。

 

そして私は早期教育にもあまり関心がなく、

幼稚園児の次男に関しては

「まいにち げんきに あそびましょう!」

としか考えていません。

入学までに平仮名が読めて、できたら少し書けて、簡単な数が数えられれば良いかなー、くらいの適当っぷり。

長男にも、特に何かを熱心に教えたりはしていませんでした。

 

ここまで読むと、

「なぜそんな意識の低さで、

仮にも教育や学習を語るブログを開設した⁈」と思われそうですが…

 

小学生になり、毎日お勉強する生活がスタートした長男。

 

自ら疑問を持ち調べること、

興味がある分野の知識を増やし

思考を深めること

 

その楽しさや喜びを既に自身で見出しているように感じます。

 

その様子を見ている私も、

学習、教育というものへの関心がムクムクと大きくなってきたのです。

 

これから、新しい知識はもちろん

論理的思考力や

問題解決に必要な基礎学力を身に付けていって欲しい。

 

親として出来る限りの手伝いをしたいと思っています。

 

そして

将来の目標のために

あるいは選択肢を広げられるよう

レベルの高い、かつ自分に合った教育を

受けられる環境を目指して努力するのであれば、

やはり出来る限りのサポートをしてあげたい!

 

との考えを持つに至っています。

 

なんかね、でも、教育ママって言葉

イメージ悪いじゃないですか(私だけ?)

 

勉強、勉強!とガミガミ言い、

テストの点数が低いとお説教、

子供の気持ちに沿うことなく

お友達と遊んだりのんびり過ごす時間を奪い、

子供はプレッシャーを感じ性格は歪み、とか…

 

 

うちの子は絶対、◯◯大学に!!などと

こだわるあまりに視野が狭まり、

“良い学校”に入ることこそが

人生における唯一の成功と考え、

相手の気持ちを考えたり、

人として大切な分別がつかない、

“お勉強しか出来ない駄目な奴”を

育ててしまう、

あるいは結果が残念だった場合に

それをいつまでたっても

受け入れられない、とか…

 

なんだか、そんなネガティブなイメージで

語られがち?

 

だから

「私、子供の教育のこと、めっちゃ考えてます!!」って公言するの、恥ずかしい、

みたいな。

 

でもね。

子供の気持ちに寄り添い

情操面も大切にし、

バランスに留意しつつであれば

 

子供の力を伸ばしてあげたい、

選択肢を増やしてあげたい、

より良い環境を整えてあげたい、

と願う親の気持ちは

きっと健全そのものですよね。

 

ということで、このブログを始めてみたのでした。

 

うむ。

 

 

次の記事では

このブログで語ることとなる

家庭学習の主役ボーイ、

我が家の長男について

 

そして

受験に関する私達夫婦の考え方について

など書きたいと思います。

 

つづく

 

 

ご挨拶と自己紹介

はじめまして。

ご訪問、ありがとうございます!

 

海外某国に在住で、小学校一年生の長男、幼稚園児の次男がいます。

夫はいわゆる駐在員、私自身は仕事をしたい思いを燻らせつつ、ビザの問題などもあり、専業主婦としてバタバタと過ごす日々。

語学、元々は英語の学習や翻訳が好きで、最近は滞在国の言葉を勉強しています。

まっだまだ…!汗なレベルではありますが、 習ったフレーズが通じたり、相手の言ってることが理解できたりすると、たとえほんの些細なやり取りでもそこにある喜びは大きく、 やっぱり外国語の勉強って楽しい! と感じる日々。

 

さてさて。

このブログでは、日本人学校に通う長男の家庭学習について、やってみている&みたこと、考えていること、少し話を広げて教育全般や中学受験に関して調べたことや感じたこと、海外在住ならではの気付きなど、徒然なるままに書いていきたいと思います。

読んでくださった方に共感してもらえたり、コメントを通して情報交換できたり、ゆくゆくは誰かのお役に立てるようなものにしていけたらな…と密かな願いを込めて。